生命保険はじめました
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学校を卒業後、一つの会社でずっと仕事をしてきた人は、例えるならば、高校時代の恋人とそのまま結婚した人に似ているように思う。一生をともにしたい、そう思える人に若くして巡り会えて、結婚生活を送ることができるならば、それはこのうえない幸せだろう。結婚してしばらく経った今もなお、お互いに対してドキドキした気持ちを持って接しているような二人に会うと、見ているこちらも幸せな気持ちになる。 年を重ねる毎に、おのずと自分自身の世界観や、相手に求めるものも変わってくる。自分にとって大切なものは少しずつ変わっていくし、相手自身も少しずつ変わっていく。「はじめての相手」とは違う人と恋をしてみて、いかに自分が知った気になっていた異性や恋愛が、n=1というサンプル、小世界に基づいたものであり、独りよがりであったかに気がつく。 自分にとって年月を越えて大切なものは何か、答えを出すことは簡単ではない。会社でも結婚相手でも、そんな大切な問いに答えることがないまま、年月を重ねて行ってしまう人は少なくないように思う。誰しも、何かが違う、そう自分のなかで感じているに違いない。そんな心の声に忠実になることと、status quoを守ること、その狭間で自分なりの答えを出して生きていくのだろう。 長く付き合っていきたいと望むのであれば、今この瞬間何が大切か、そんなことよりも、10年、20年経ったそのときに変わらず大切なものは何か、それを考えなければならない。容姿が優れているとか、prestigiousな肩書きを持っているとか、それはそれで大切かもしれないが、例えば結婚相手に求めるものは、一生を通じて尊敬しあい、お互いを高めあっていけることと、おじいちゃんおばあちゃんになってもこの人とともに暮らして生きたいと思えること、その2つだけが大切であるように思える。(あと、ご飯も一生食べていくので、お料理が上手なことか)。 もちろん、先に書いたように、自分も相手も変わっていくのだから、どこかでリセットするオプションがあることも、忘れてはならない。こちらで離婚してもなお、友人として上手に付き合っている人を見ると、離婚がより受け入れられる社会もまた、個人の幸せに繋がり得るのだなぁ、そう感じたりする。 これをそのまま仕事にあてはめるならば、会社や仕事自体の意義を誇りに思え、自分自身が成長し続けられる。年とっても楽しくやってやれる、そんな感じだろうか。もちろん、自分のなかの価値観が変わったら、相手を変えるということも選択肢のなかにあり続ける。 ボクは転職を2度ほど経験しているが、学卒で2年間働いたコンサルティング会社、そこは企業社会とは何か、プロフェッショナルとして仕事をすることは何かを教えてくれた、大好きだった会社を辞め、まったく異なるバックグラウンドの人たちと仕事をするようになってはじめて、自分が思っていた「仕事」や「会社」とは丸っきり違う世界がいくつもあり、自分がもっている世界観は一つのレンズを通じて見た狭い世界に過ぎないんだ、そんなことに気がついた。 留学も、自分の世の中の見方を広げるという意味では、予想以上に大きな成果があった。ニューヨークに本社を持つ会社で、毎日のように英語で外人と仕事をしていたから、アメリカ流の考え方は、なんとなく分かっていたような気がした。しかし、実際にこちらに来て、1年間世界中から集まった仲間と毎日をともにすることで、いかに自分の見方が狭かったか、あるいはいかに自分の世界観が広がったか、そう痛感せざるを得ない。それはアメリカ人の生活スタイルや社会規範、あるいはこちらの資本主義システムのあり方を越えて、広く世界の様々な国の人たちがどのように考えているか、世界の見方そのものが広まったこと。 恋愛と仕事の類似性については以前も書いたが、転職しようかどうか迷ってる人に相談されると、こんな話をするようにしている。 大好きな人が初めから見つかったのであれば、躊躇せずにその人と一緒にいればいい。ちょっと不平不満があっても、できたらじっくり付き合ってみて、自分が知らなかったいい面や悪い面、十分に分かってはじめて、手を打つようにするべき。何年経っても相手の知らなかった側面があることに気がつくように、自分が知ったつもりになっている仕事や会社だって、実は自分が属している小さなサイロの中のパースペクティブしかないことに気がつくべき。コンサルティングだって、2年生アナリストからみた仕事しか知らないんだから、僕は戦略コンサルを知っているなんて恥ずかしくてもいえない。石の上にも三年、簡単に辞めちゃだーめ。 他方で、自分にとって本当に大切なものは何か、それは表面的、一時的な気持ちではなく、自分が年を取ったときに、これをやっていて本当によかった、そう胸を張って自分の子供たちに話をできるような、そんな相手や何かを見つけていくこと、それが一番大切。いうのは簡単なことだが、そんなことを今大流行の業界で、トップクラスの企業、皆が羨むようなファームでインターンをしながらも、自分自身に問うてみた。
by diwase
| 2005-07-21 13:54
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