生命保険はじめました
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ここのところ意識することがなかったが、そういえば僕は子供の頃から結構凝り性だったということを、ふと思い出した。幼稚園の頃は、まずアンパンマンの塗り絵にはまった。ドラえもんでは駄目で、アンパンマンでなければ駄目だった。アンさんの赤らんだほほを優しくなぞり、カレーパンマンの輪郭の、あの滑らかな曲線をなぞっていると、坂を滑り落ちるような、なんともいえない感覚を覚えた。今でもカレーパンが大好物であるのは、幼児期のこのような体験が、潜在意識に残っているからなのかも知れない(ほんまかい)。 それから、アヤトリにもはまった。母の話によると、毎朝バスに乗る際に、首にマイストリングをかけていったそうだ。我ながら可愛い。のび太クンみたい。きっと小さな手で、超絶技巧の取得に精を出していたに違いない。 ちょっとだけ、ハーモニカにはまったことも覚えている。幼稚園の卒園間際に皆で練習した、あれは確か、「大きな古時計」だったか。子供心にも、随分と物寂しい歌詞だなと思いつつ、切ないメロディを吹き込んでいたことを心の片隅に記憶している。 イギリスに行って何年か立ってからは、チェスにはまった。昼休みのベルがなると同時に、食事もせずにチェスクラブのメンバーが集まる教室に走り、授業が再び始まるギリギリまで打ち興じた。コンピュータチェスを買って家で特訓することはもちろん、過去の名人戦を記録した分厚い本を買ってきて、熱心に研究した。毎月週末に、どこかしらの大会に出かけていった。大きな大会でイギリス代表の少年を引き分け近くまで追い込んだこともあったが、その後可愛い女の子に油断して立て続けで負け続けた、そんなこともあった。 また、サッカーのプログラム集めにはまったこともあった。これは、切手の収集のように、結構マニアックな世界なのだが、イングランドで過去に行なわれた様々な試合のプログラムが、コレクターの間でトレードされているのだ。小学5年生くらいの頃だと思うが、コレクター向けの雑誌を買って、読みふけっていた。欲しいのがあったら、お小遣いを貯めて、メイルオーダーで注文した。何度か父にねだって、コレクターが集まる「市」のようなものにも連れて行ってもらった。ここまで書いてきたことを読み返すと、自分が根においては相当オタクな人間であることが分かる。 小学6年、帰国直前には弟と二人でミュージカル「オペラ座の怪人」にはまった。見に行く前から、両親が感激して買ってきたテープを聴いて、すっかり惚れ込んだ。何度も何度も何度も聞いていたので、台詞までほとんど言えるようになっていた。ようやく見に連れて行ってもらったときは、「録音テープと違う。原キャストの方がいい」などと、生意気にも思ったものだが、シアターで楽譜を買ってきて、それからピアノで練習した。僕の今のジャズ好きも、元を正せばアンドリュー・ロイド・ウェーバー卿に由来しているのだ。 多感な思春期、中学生の頃は、特に何もはまっていた覚えがない。うーん、何かあったかなぁ。そして、高校に入ってからは、ジャズを聴くようになり、ジャズクラブに出かけたり、しまいには自分で弾くようになった(高校時代の思い出話参照)。懐かしいのは、高校の授業を抜け出して、食堂のグランドピアノで弾いていたこと。当時30前後だった、担任の先生は随分と理解があって、そんな僕を咎めることなく、食堂に来て一緒に聞いてくれたりもした。 大学時代は、司法試験の勉強にはまった。これは、趣味と実益がマッチした、珍しい例。いつも倍速ウォークマンを手に持って、伊藤真先生の講義テープを2倍速で聴いていた。付きあっていた彼女ともデートらしいデートもせずに、バイトと図書館の往復の生活だったが、苦にならなかった。合格後も司法試験予備校でバイトを続け、「国際私法マスター・全8回」「商法総整理講座・全2回」などのオリジナル講義を作って、教壇に立ったりもした。これは相当好きじゃなきゃできない。六法を読んで苦にならないなんて、どんな神経してるんだ?大学時代に、もう少し色々と遊んでおけばよかったと、公開することも少なくない。 BCGに就職して半年くらい経った頃、3ヶ月のプロジェクト期間中、クライアントの商品である産業用手袋にはまった。アサインされた当初は、「なんかぱっとしない仕事だなぁ」と不満に思ったが、毎日カタログを見てるうちに、不思議な愛着を覚えてきた。ゴム手袋から、自動車工場で使うような皮の対切削手袋、耐熱手袋、素材と用途に応じて様々な種類がある。途中から、数10種類の商品名を、すべて覚えていた。クライアントから実物を色々取り寄せ、机の前に並べて、はめてみながら仕事をしていた。このように、対象商品に愛着を持てることは、コンサルタントとしては重要な資質なのだ。 そんなわけで、僕がこれまで「はまってきたもの」を紹介してきた。ここまで読んで、「この人、何か変~」って思わないでくださいね。最近はまってるものは何かな、と考えてみたら、このブログでした。書き出すと止まらず、翌日の予習ができなくなってることもしばしば。 そして、表題の件。人形浄瑠璃、文楽にはまったことは以前書いたが、こちらにくる何年か前から、浮世絵っぽい版画を少しずつ集め始めた。そして、渡米直前に入手しした、写真の3枚の絵が一番のお気に入り。安藤広重の作品で、三枚続風景画のなかでも、絶品として有名だそうだ。これらは上から「木曽路の山川」、「武陽金沢八勝夜景」、「阿波鳴門の風景」であり、雪・月・花を象徴しているいわれる。添付された解説によると、以下の通り: ■ 木曽路の山川:「紙の城を雪に生かし、木曽川の渓流を藍で彩ったのみの思い切った効果的な説色を見せた、広重晩年の代表的傑作である」 ■ 武陽金沢八勝夜景:「中央にかかった満月の下に金沢一体の風光が静かに鎮もっている風趣の大景観はまことに見事で、広重の老熟味を示した作品である」 ■ 阿波鳴門の風景:「すなわちこの阿波の鳴門は波の花で「花」に相当する」(解説になってない) 雪と月は分かりやすいが、一番下は鳴門海峡の渦(うず)を「花」に見立てているそうだ。うーん、味わい深い。 そんなお気に入りの作品だが、問題がある。額入りをせずに持ってきてしまったので、まだ物置に眠っているのだ。早く外人に見せびらかして自慢したいのだが、なかなかできずにいる。というのも、こちらで額屋を見つけなければならなから。東京にいるときは、銀座にある八咫屋という老舗の額屋に行っていたのだが、こちらではよいところがなかなか見つからない。 ボストンでもニューヨークでもよいので、どなたか、よい額屋さんをご紹介いただけませんか?
by diwase
| 2005-02-20 11:27
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