生命保険はじめました
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17日月曜の夜、ジャパン・トリップで一緒だったアルゼンチン人のルイスと、オーストラリア人のオリバーが、日本人の皆を自宅に招待してくれた。ルイスは地元の一大事業グループの御曹司で、産業機器やら、鉄道会社やら(売却済み)、メンドーザにワイナリーを持っていたりもする。よって、メニューは当然 肉!と赤ワイン!。行く前から、よだれがしたたる。
彼のお父さんは相当な日本ひいきらしく、二人で何度か地球の裏側の日本まで旅したそうだ。一番よかった場所は?ウン、ゴウラオンセンかな。そんなことを言っていたような気がする。 ちなみに、スタディグループで一緒だったダニエル、PEファームの投資先の鉄道会社のCFOをやっていたのだが、「国から買ったの?」と聞いたところ、「いや、ルイスの親父から買った。まだ彼らと裁判やってるんだよなぁ。nothing personalだけど。しかし、世界は狭いなぁ、裁判の相手とこうやった学校で一緒になるなんて」だそうだ…。 やや遅れて到着すると、すでにソファーの前のテーブルに美味しそうな生ハム、チーズ、パテ、シュリンプカクテルなどが、ワインとともに並べられている。ジャパン・トリップの最終地は広島だったのだが、僕は親戚が瀬戸の音戸で料亭をやっているため、全行程終了後、そこに日本人の幹事団を案内した。そのメンバーに外人で唯一招待したのが、ルイスとオリバーだったのだ。 オリバーは大学からハーバードに来て、ゴールドマンの投資銀行部門で何年か働いたのち、OnexというPEファームに4年間勤務。ここはリップルウッドのティム・コリンズがもともと働いていた会社で、今でも付き合いがある、兄弟会社のようなところだ。そんなこともあって、彼とも以前から親しく付き合っている。 楽しいディナーやパーティの話ばかり書いていたら、先日京大法学部生の掲示板に「ハーバード留学記見たけど、あいつら勉強しないで宴会ばっかりやってるね。あれじゃぁ日本人の学生のプレゼンスが低いのも、しょうがないなー」と書かれていることを、友人に指摘されて知った。がーん…。世界一楽な日本の大学生にこけにされると、ちょっとがっくり来てしまうものがある。一応、はーばーど・びじねす・すくーる、勉強大変と言われているんですけど。 そんなことに懲りずに、宴会ネタでーす。大きな上質の肉を、塩・胡椒、蜂蜜マスタード、タイム・ローズマリーなど香草をまぶして、付け合せのジャガイモとタロイモ、玉ねぎと一緒にオーブンに入れる。じっくり焼き上げて、ルイスが自慢のナイフで切り分けてくれた。こっちに来てから肉は何度も食べているが、こんなに美味しいのは初めて!脂が乗りすぎず、柔らかさとジューシー感、食べ応えが抜群。ワインもかなり高級なものなのだろう、まろやかで深みがあって、うーん幸せ。 すると、中央のテーブルでルイスとオリバーが日本風の飲みを始めようとしている。ワインやらウォッカやら日本酒やらをグラスに並べて、イッキが開始。テーマソングは、HBSオリジナル版森の熊さん(←大学生と変わらない)。皆で ビアビア いっきっきの~り~ と英語訛りで唄いながら、日本のアツイ夜を思い出しながら飲み明かした。
by diwase
| 2005-10-20 11:08
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