生命保険はじめました
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不思議なもので、東京を離れるときは、あの雑で大味のアメリカでもう一年過ごすのもかったるいなぁ、日本は美味しかったなぁ、そうちょっとホームシックになっていたりもしたのだが、いざ晩夏のボストンに降り立ち、広がる青い空と緑に包まれた街並みを目の当たりにすると、ここであと一年生活できるのも贅沢なもんだ、そう気持ちもすっかり学生生活に戻ってしまう。
長い夏休み明けというのは、非日常的なバケーション生活から退屈な日常に「戻る」と感じるのが普通だが、今回は1年弱の「ハーバードMBAのケース漬け生活」という非日常的な生活から、サマーインターンにて久々の職場復帰を果たし、さらに帰国して東京で友人らとグルメ漬け+夜遊び生活を送ったので、夏休み明けのボストンは日常生活からまるで夢のなかの非日常へ逆戻りするような、そういった感覚を覚える。 (なお、この「非日常的・非現実的な生活への逆戻り」という感覚は、ヘッジファンドというおよそMBAとは無縁の職場(極めて偏重したスキルが要求されるため、MBA的な総合力は必要とされない)で夏を過ごしたことも、この「MBA=非日常」という感覚に拍車をかけているのかも知れない。「正直言って、MBAがあろうがなかろうが我々は関係ないんだよね」。そこまで言い切られると、つらいものがあるが、業務の性質上、同感せざるを得ない。) 振り返れば、去年期待と興奮を胸に始まった留学生活も、あっという間に残すところ9ヶ月弱となり、このブログをつけていなければいかに瞬く間に過ぎ去ってしまっていたことだろうか、想像するだけで怖い。夏の間も感じたことだが、注意深く問題意識を持って毎日を過ごさなければ、いかに時間だけが過ぎていくことか。残された時間を有意義に過ごすためにも、再び頻度をあげて更新していきたいと考えている。 昨日は初日ということで、午後から新学長による挨拶(クラーク学長の退任に伴い、我々のファイナンスのクラス担当だったライト教授が臨時学長に就任している)、セクションへ戻ってのリユニオンと、芝生でのBBQが行なわれた。香港や東京と違って、ここボストンや夜になると結構肌寒く、Tシャツと半ズボンではすぐに冷えてしまう。時差ぼけもあって、一早く帰ってきてしまった。 去年共にセクションJで学んだクラスメイトも、結局3名が2年目を一緒に過ごせないこととなった。両親が病気でプエルトリコに戻ったEd、イラクへ再び召還されてしまったDoug、そしてやっぱりもう勉強はいいやとベンチャー企業で働くことにしたYulia。1年前には考えもしなかった展開に、人生色々あるなとつくづく感じさせられるものだ。 ところで、昨日は1年目の成績優秀者が発表された。First-Year Honorsといって、1年目の成績の4割以上がカテゴリーI(要するにABCのA評価)を取った学生に対する表彰で、学年の上位15~20%にあたる150名近くがリストに名を連ねた。スタディグループで一緒のDanielと一緒に名前が入ってたけれど、なかには「うん、さすがあいつだ」という人間から、「え?あの人そうだったの?」という人まで、リストを眺めていると色々と発見があって楽しかったりもする。 そして、2年間を通じてカテゴリーIが7割以上、上位5%に対して与えられるのがよりpresigiousなタイトルであるBaker Scholar(ベイカー・スカラー)。要するに、最優等賞。ボクは1年目のガリ勉と、大人げない挙手と発言しまくりの甲斐あって、1年目を折り返してカテゴリーIが8割弱。うーん、十分射程圏内。日本人はこれまでBCGの堀さん、御立さん、あとマッキンゼーの名和さんしかいないそうなので、取れたら彼らの仲間入りができて嬉しいなぁ。もっとも、一度狙ってしまうと、2年目といえど最後まで集中してケースを読んで発言し続けなければならない、そんな道にずるずるはまっていってしまうのが長く辛いベイカーへの道なのだが、今年はバランスよく、よく学び、よくブログを書き、よく遊んで、お土産代わりに優等賞取って、職場復帰したいものだ。2年目の抱負と致します。
by diwase
| 2005-09-07 19:27
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