生命保険はじめました
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彼は、どんなにつらいときでも、いつも笑顔で仲間を引っ張っていってくれた。自分自身胸がつぶれるほど、悲しい出来事があったときでも、決してそれを見せることなく。
経営している会社の業況が厳しいときでも、利益はそっちのけで、従業員の奥さんたちに内職の仕事を出してあげて、何とか皆を支えようとしてくれた。 僕が困っていたり、悩みがあるというと、どんなに忙しくても下町から都心まで出てきてくれて、何時まででも付き合って話を聞いてくれた。赤坂の焼肉、バー、そしてなぜか上野の歓楽街、というのがお決まりのコースだった。決して説教じみた口調にはならず、最後までよく話を聞いてくれたあとに、自分の失敗談を引き合いにして、厳しいアドバイスをしてくれた。 失敗をして迷惑をかけたときでも、笑顔で許してくれた。オレも大ちゃんくらいの年のときはさー、よくミスったよ。心配して心細くなっていた僕を、暖かく包み込んでくれた。 彼はいつも謙虚だった。オレらは本当バカな運送屋だからさー。その前置きが口癖だったけれど、彼が持つstreet savvy、商才、人と人とのダイナミクスを読み解く力、および人を惹きつける力は、僕が会ってきたどんなに成功しているビジネスパーソンと比べても、超一流だった。 彼にとって、自分の命と同じくらい大切なものは、仲間だった。仲間を守るためなら、自分の身を呈してでも、何をしてでも、戦ってくれる。他方で、家族のような愛情を持って、一人一人の仲間を大事にしてくれた。ここまで仲間を大切にできるんだ、と見本を示してくれた。 彼は自身がトラックのドライバーをやっていた頃の話をよく引き合いに出した。夜中遅くにトラック乗ってると本当に寂しくてさぁ、知り合いがすれ違うと一所懸命ライトをパッシングして、無線で会話をするんだよ。どんなに厳しい状況でも笑顔で仲間と一緒に乗り越えてきた彼と同じだけの苦労を、僕は少しでも経験できるだろうか。 彼は強い意思をもって、自分が信じる道を進んでいる。周囲の雑音に惑わされることなく。学校では色々なリーダーについて学んできたけれど、自分の信念に従って、仲間のために体を張って、引っ張っていくという意味では、彼を上回る人は見たことがない。彼のためなら何でもする、という人も少なくないだろう。 僕が尊敬するやっさんは、そんな人だ。 http://www.trabox.ne.jp/trabox/paper.html
by diwase
| 2004-11-30 15:50
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